中国の胡錦濤政権は、2012年の国防予算に、2002年の約4倍に当たる約6700億元(約8兆7000億円)を計上するなど、さらなる軍拡路線を進めることが明らかになった。
国防予算を増やす理由として、4日に開かれた中国全国人民代表大会で、李肇星報道官は、「国家の主権と安全、発展の利益の保護」のためと発言。これはアジアで強い発言力を持つアメリカの動きに対する胡政権の強い危機感の表れと言える。
また、サイバー戦を担当する部隊の育成なども急ピッチで進められるなど、軍の近代化が計られていて、これも軍事費拡大の要因となっている。
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