2011年12月19日月曜日

11/12/19

19日、フィリピン赤十字は、同国ミンダナオ島南部を直撃した台風による死者が少なくとも652人に上ったと公表した。

台風による警報などはすでに解除されたが、災害対策当局によると、被災者は13万5000人に達し、4万7000人近い住民が避難所に収容されている。

また、複数の村落が丸ごと流され数百人が行方不明になっているため、死者数がさらに増える可能性がある。

ミンダナオ島のカガヤンデオロやイリガンは、甚大な被害を受け、いまだに電力や飲料水の供給が停止している。

専門家によると、この地域の12月の平均降雨量は60ミリ前後だが、被災地では24時間以内に最大200ミリの雨が降った。

台風は通常ほとんど進路に当たらない地域を直撃しており、災害対策当局幹部は、気候変動や森林破壊の影響を指摘している。

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