2011年9月15日木曜日

11/09/15

14日、世界銀行のゼーリック総裁は「世界経済は新たな危険地帯に入っている」とワシントンでの講演で語り、欧州債務危機などへの抜本対策を早急に講じなければ事態は一段と深刻化するとの認識を示した。

また、 第一生命経済研究所の専門家は「欧州債務危機がどこまで広がるか読めず、世界経済は、リーマン・ショックに次ぐ危機に陥るかどうかの問題に直面している」と警告しており、ハンガリーの著名な投資家も「ユーロ圏首脳が欧州の債務危機解決に向けて、欧州財務省の創設を含む抜本的な措置を講じないかぎり、債務危機が大恐慌を引き起こす恐れがある」と警告している。

15日で、世界金融危機の発端となったリーマン・ショックから3年となるが、欧州で債務危機が深刻化、日米は財政悪化や景気低迷に直面、中国でもインフレ懸念が強まっており、世界恐慌に繋がりかねない事態となっている。

前回の世界恐慌が起こったのは1929年だが、その10年後に第二次世界大戦が勃発しており、経済の混乱は戦争に繋がる危険性が高い。

聖書には、終わりの時の前兆として戦争が各地で起こること、また、最後の7年間で大きな戦争が2回起こることが預言されており、現在の世界情勢を見ると、終わりの時にまた一歩近づいたことを感じさせられる。

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